銀座みゆき館劇場では、本年度より劇場主宰によるワークショップを発足させました。
若い人材に劇場という場を与え、その場を最大限に活用して、演劇という行為の社会性を認識し、演劇に対する視野
を拡め、演技力を伸ばすことを願っての企画です。そこで期待される「演技力」とは、「台詞を語るこをによって豊かな劇
世界を表現しうる力」であり、劇場が基本姿勢とする「正統的なドラマ(台詞劇)の潮流の実践的検証」という路線を担う
人材への期待といってよいでしょう。劇場というハードを活かして、地道な歩みを積み重ねていきたいと考えておりま
す。
第1回はシェイクスピア晩年の作品『ペリクリーズ〜タイアーの王子〜』を採り上げます。『ハムレット』『十二夜』といった
代表作の後に書かれた「ロマンス劇」と呼ばれる作品群の端緒となるもので、上演されることの稀な作品ですが、波乱
万丈な筋立て、詩的描写のなかにシェイクスピアの人間観は溌剌として光彩を放っており、現代においても通用するも
のを持っていると信じます。一人でも多くの方に観ていただきたいと望む次第です。
(チラシより)

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